突然ですがミャンマーについて、どのようなイメージを持たれているでしょうか? 
おそらく、ほとんどの方にとって、ミャンマーについてのイメージは、

1.アウン・サン・スー・チー氏
2.軍事政権
3.ビルマの竪琴

 上記の3つが上位を占めるのではないでしょうか。ミャンマーはアジア最後のフロンティアとして、最近、日本でもメディアに取り上げられることが多くなってきましたが、まだまだ情報が乏しいのが実情ではないでしょうか。最近まで軍事政権が続き、長い間ほぼ鎖国状態だったために情報が少ないのですが、特に、ミャンマーの治安については、不安を口にされる方が少なくありません。しかし、実際にミャンマーに来てみると、とても治安が良い国であることが分かります。ミャンマー第一の都市であるヤンゴンや第二の都市マンダレーなど大都市圏であっても、非常に平穏で治安が良いです。

 日本以外の国で深夜でも安心して外出できる国は多くありませんが、ミャンマーでは深夜に外を歩いていても、ほとんど危険を感じることはありません。それほど、ミャンマーの治安は良いです。人にっては、日本よりも治安が良いという方もいらっしゃるほどです。

 ただ、国境と接する地方の州では、独自の歴史や文化を持ち、独自の言語を話す民族が住んでおり、彼らの独立への機運はとても強いものがあります。時にはミャンマー中央政府と武力衝突に発展することもありますので、注意が必要です。仕事や観光のために地方の州に行かれる際には、十分に情報を収集し、治安に注意を払い無理をしないことが大事です。

 ミャンマーの民族問題としては、最近、ニュースで大きく取り上げられている「ロヒンギャ問題」などがあります。ミャンマーの西端に位置し、バングラディッシュと国境を接するラカイン州において、仏教徒であるビルマ族(アラカン人)とイスラム系先住民族であるロヒンギャ族が対立しており、死者の出る衝突が発生しており、治安は悪化しています。ロヒンギャ族は立場上、祖国ミャンマーや周辺国からも見捨てられた状態が続いていましたが、2013年5月20日、テイン・セイン大統領とバラク・オバマ米大統領との会談で、直接言及しなかったものの「ミャンマー国内のイスラム教」という表現で、民族間対立を解消し治安の安定を図ると表明されました。


 

 現在、ミャンマーの多くの地域は、とても治安が良く安定しています。今後、ミャンマーが大きく発展していく中で、経済発展と共に治安が悪化することも可能性として考えられますが、穏やかで敬虔な人々が多いミャンマーが今後も変わらず治安を維持し続けることを願ってやみません。
 

 以上のような状況から、ミャンマーで不動産を探される場合、治安については、それ程ご心配いただく必要がございません。日本で過ごされるのと同程度の注意を払って頂ければ、快適に、治安に不安を覚えることなく、お過ごし頂けるかと思います。