ミャンマー不動産情報 カマユ地域

カマユ地域(Kamayut Township)は、ヤンゴン中心部から北部にある商業エリアで、北側はライン地域、西側はチミダイン地域、東側はInya湖、バハン地域とマヤンゴン地域、南側はサンチャウン地域と接しています。広さは、6.2平方キロメートル、人口は、72,700人(2000年)を有しています。カマユ地域の名称は、「クメール・モン民族(ペグー人)の住む地域」という意味に由来しています。
カマユ地域は、また学生街でもあります。代表的なものとして、1878年に設立され長い歴史を持ち、「ビルマ建国の父」であるアウン・サン将軍も学んだYangonUniversityのメイン・キャンパスがあります。最近では、2012年にバラク・オバマ米大統領がアメリカの大統領として初めてミャンマーを訪問した際に、スピーチを行ったことで話題となりました。その他に主要な大学として、University of Medicine 1、University of Distance Education、The Practising High School, Yangon Institute of Education、Yangon Institute of Economics、Yangon Institute of Educationなどが、カマユ地域内にあります。なおカマユ地域には、小学校が12校、中学校が2校、高校が5校あります。
カマユ地域には、ラジオ・テレビ放送局であるMyanmar Radio & TV Broadcasting Stationがあります。
またカマユ地域には数多くの商業エリアがあります。Heledan Marketのショッピング店や飲食店はいつも賑わっており、ヤンゴンで最も人気のある地域の1つとなっております。2010年に、ヤンゴン当局より1962年に建設されたSinhmalike Marketをリニューアルすることが発表されました。2012年に、300,000平方フィートの広さのあるJunction Square Shopping Mallが、Pyay RoadとKyuntaw Roadの角にオープンしました。2013年に、M&A Office Towerが新しくオープンします。その他にも、Sein Lan So Pyay Garden、Blazon DepartmentやSein Gay Har Mallなどの商業エリアがあります。
またカマユ地域の東部にあるInya湖では、ボートレースが頻繁に行われています。

カマユ地域の不動産情報としましては、Baho Road、Pyay Road、Hledan Roadなどの幹線道路沿いの物件の値段が、比較的高い傾向にあります。
カマユ地域の物件の主な価格帯としては、アパートメントの売買価格は、日本円換算で約120~1,420万円前後となります。同じく賃貸価格としては、約8~24万円前後になります。コンドミニアムの売買価格は、約12~41万円前後となります。一軒家の売買価格は、例えば2階建て鉄筋コンクリートの一軒家ですと、最も安いもので約1,800万円からとなります。同じく賃貸価格は、約24~120万円前後になります(いずれの価格も2013年5月現在のもの)。