ライン地域(Hlaing Township)は、ヤンゴンの中心部から北側に位置し、北側はマヤンゴン地域とThamaing Creek(入り江)、東側はInya湖、南側はカマユ地域、ライン川を挟んで西側はラインタヤ地域と接しています。ライン地域のランドマークシンボルとしては、Yangon Insein Road沿いにあるSri Mary Yeoman Churchが指定されています。ライン地域の広さは、約13.7平方キロメートル、人口は、125,000人(2000年)を有し、小学校が32校、中学校が8校、高校が6校あります。
鉄道とYangon Insein Roadが地域内を南北に走っており、その沿線に、エナメル・ウェア工場やガラス工場、インスタントコーヒー工場、即席麺工場、シルク工場など数多くの工場が並んでいます。またHlaing川の沿岸には窓やドアの製造工場、合板、ベニア工場が並んでおり、これらの工場は多くの人々の雇用を支えています。またこの地域の東部にあるInya湖の近くには、ヤンゴン大学のHlaing Campusがあり学生の街としても栄えています。ヤンゴン大学の近くには、Kha Baung HostelやOhndaw Hostel, Gandamar Hostelなど数多くのHostelが立ち並んでいて、世界中のバックパッカーがこの地域に立ち寄ります。またフィリピンやイスラエルはこの地域に大使館を置いています。地域の至る所にマーケットがあり、地域内を環状鉄道が走っているので生活するのにとても便利です。地域内にあるHlaing川で釣りを楽しんだり、Inya湖で涼んだり、地域の至るところに公園やグラウンドが立地されていて休日を優雅に過ごすことができるのがこの街の魅力の一つです。
ライン地域の不動産情報としましては、物件の多くがBaho RoadとYangon Insein Roadとの間のエリアにあります。
ライン地域の物件の主な価格帯としては、アパートメントの売買価格では、価格の安い物件で、日本円に換算すると約250万円前後からあります。価格の高い物件では約1,800万円前後となります。同じく賃貸価格としては、約20,000~35,000円前後になります。コンドミニアムの売買価格では、価格の安い物件で、約1,200万円前後であります。価格の高い物件では、約4,700万円前後になります。同じく賃貸価格としては、約12~30万円前後となります。一軒家の売買価格は、例えば3階建て鉄筋コンクリートの一軒家ですと、価格の安いものでは約1,800万円前後であります。価格の高いものでは約4,100万円前後となります。同じく賃貸価格は、約24~120万円前後となります(いずれの価格も2013年5月現在のもの)。