不動産情報  ボタタウン地域

ボタタウン地域(Botahtaung Township)は、ヤンゴンの中心部から東部に位置し、地域名称は、地域内にあるBotahtaung Pagoda寺院の名称から名付けられました。ヤンゴン川とPazundaung Creek(入り江)の間に位置し、その立地から、埠頭やコンテナターミナル、倉庫などが多くあります。北側はミンガラ・タウンニュン地域とバズンダウン地域、南側はセイッカン地域と一部をヤンゴン川、西側はチャウタダ地域と接しています。広さは、約2.4平方キロメートル、人口は、42,000人(2000年)を有し、小学校が5校、中学校が2校、高校が6校、大学が1校あります。
またヤンゴンで大きな病院の1つである東ヤンゴン総合病院をはじめ、他に公立病院が3つ、私立病院が3つと、医療関係の施設が多くあります。
ボタタウン地域の有名な施設としては、地域名称の由来となったBotahtaung Pagoda寺院をはじめ、Saint Mary’s大聖堂、ミャンマー中央郵便局、ミャンマー国営新聞社Kyemonなどがあります。ボタタウン地区は、イギリス統治時代に、イギリスが都市計画を行った地域であり、現在も多くのコロニアル様式の建築物がそのままの状態で残っており、建築学的に重要な建築物として指定されています。
2012年、Pearl Land社は、ミャンマーの公的港湾組織であるMyanmar Port Authorityから、ボタタウン地域の再開発権利を買い取り、再開発に着手しています。
総合スーパーOcean’s Supermarketや有名なHla Kabar Furniture(家具店)があり、買い物にも便利です。

ボタタウン地域の不動産情報としましては、幹線道路であるStrand Road沿いは少し値段の高い地域となっています。また物件としては、一軒家よりもアパートメントやコンドミニアムが多く、Bo Aung Kwan Street周辺のエリアに特に集中しています。
ボタタウン地域の物件の主な価格帯としては、アパートメントの売買価格では、価格の安い物件で、日本円に換算すると約600万円前後からあります。価格の高い物件では約1800万円前後となります。同じく賃貸価格としては、約25,000~70,000円前後になります。コンドミニアムの売買価格では、価格の安い物件で、約1800万円前後であります。価格の高い物件では、約5900万円前後になります。同じく賃貸価格としては、約12~59万円前後となります。一軒家の売買価格は、例えば3階建て鉄筋コンクリートの一軒家ですと、価格の安いものでは約5300万円前後であります。価格の高いものでは約1.2億円前後となります(いずれの価格も2013年5月現在のもの)。