ミャンマー不動産情報 ヤンキン地域

ヤンキン地域(Yankin Township)は、ヤンゴン中心部から北部にある商業エリアで、北側はマヤンゴン地域、東側はティンガンジュン地域と南オッカラパ地域、南側にタムウェ地域、西側にバハン地域とInya湖があります。2006年に、ヤンゴンからネピドーへ首都が移るまで、多くの政府の省庁がありました。広さは、5.03平方キロメートル、人口は、155,000人(2000年)を有し、小学校が13校、中学校が7校、高校が2校あります。
ヤンキン地域には、Mogaung Pagoda寺院があり、一年に一度のMogaung Festivalが行われる際には、多くの人々を魅了し、この地域が賑わいます。
商業エリアであるヤンキン地域の中心に、ヤンキンショッピングセンターがあります。ヤンゴン中から来店する買い物客で賑わっています。
ヤンキン地域では、多くの民族が入り混じって生活しています。中でもタミル人のコミュニティは大きく、地域には立派な装飾のヒンドゥー教寺院のSupramanayan寺院があります(カーリーKaliやガネーシャといったヒンドゥー教の多くの神様の綺麗な装飾がなされています)。またヤンゴン内で最大規模の中華系寺院であるFushan Si寺院も、こちらの地域にあります。
JETRO(日本貿易振興機構)ヤンゴン事務所も立地しています。5星のSedona HotelやMicasa Hotelなど落ち着いたホテルが充実した地域でもあります。Yankin MyomaマーケットやBauk Hatawマーケットなど数多くのマーケットが点在していて生活するのに便利な地域の一つです。
ヤンキン地域にはその他に、Gems Museum、18ヘクタールの大きなMyakyuntha Park、Kokkine Swimming Pools、2008年に移転してきたミャンマー国立図書館などがあります。

ヤンキン地域内の物件の主な価格帯としては、アパートメントの売買価格では、価格の安い物件で、日本円に換算すると約300万円前後からあります。価格の高い物件では約2120万円前後となります。同じく賃貸価格としては、約20,000~140,000円前後になります。コンドミニアムの売買価格では、価格の安い物件で、約1800万円前後であります。価格の高い物件では、約7,100万円前後になります。同じく賃貸価格としては、約12~30万円前後となります。一軒家の売買価格は、例えば3階建て鉄筋コンクリートの一軒家ですと、価格の安いものでは約1800万円前後であります。価格の高いものでは約5,900万円前後となります。同じく賃貸価格は、約24~350万円前後となります(いずれの価格も2013年5月現在のもの)。