ミンガラ・タウンニュン地域(Mingalar Taung Nyunt Township)は、ヤンゴン東部の中心地であり、ヤンゴンで人気のある地域の1つです。北部はバハン地域、東側はPazundaung Creek(入り江)を挟みダボン地域(なおダボン地域へはThaketa BridgeやOld Thaketa Bridgeなどが架かっています)、南側はボタタウン地域、南西はチャウタダ地域、西側はダゴン地域と接しています。広さは、約5.06平方キロメートル、人口は、98,000人(2000年)を有し、小学校が22校、中学校が2校、高校が6校あります。
またミンガラ・タウンニュン地域にある主な施設としては、ヤンゴン中央駅やKaraweik Royal Barge(渡し舟)、Sri Hanuman寺院、Three Cornerモスク、Bethlehem Lutheran教会、商業エリアであるYuzana Plaza、Mingalar Market、Taw Win Plaza、United Living Mallなどがあり、スポーツ関連施設では「ビルマ建国の父」であるアウン・サン将軍の名前を付けられているAung San Sports Ground & Stadium やTheinphyu Tennis Groundなどがあります。ミャンマー最大の動物園Zoological Gardenがありましたが、首都がネピドーに移った際に、多くの動物もネピドーに移され、現在は僅かな動物がいるのみです。
ミンガラ・タウンニュン地域は、イギリス統治時代、イギリスによる都市計画に基づいて区画された地域であり、現在残っている当時の建物は、建築学上の重要な史跡として指定されています。
ミンガラ・タウンニュン地域の不動産情報としましては、ヤンゴンの中心部に近く、人気がある地域のため、物件価格は比較的高くなっています。物件の内訳としては、アパートメントやコンドミニアムよりも、一軒家や一軒家用の土地が多く、特にMyanma Gone Yi StreetやBo Min Yaung Roadの周辺にあります。
ミンガラ・タウンニュン地域の物件の主な価格帯としては、アパートメントの売買価格では、価格の安い物件で、日本円に換算すると約360万円前後からあります。価格の高い物件では約2,400万円前後となります。同じく賃貸価格としては、約35,000~600,000円前後になります。コンドミニアムの売買価格では、価格の安い物件で、約1,200万円前後であります。価格の高い物件では、約6,500万円前後になります。同じく賃貸価格としては、約18~47万円前後となります。一軒家の売買価格は、例えば3階建て鉄筋コンクリートの一軒家ですと、価格の安いものでは約1,800万円前後であります。価格の高いものでは約6,000万円前後となります。同じく賃貸価格は、約35~120万円前後となります(いずれの価格も2013年5月現在のもの)。