不動産情報  チャウタダ地域

チャウタダ地域(Kyauktada Township)は、ビジネスの中心エリアであり、銀行などの金融関係の会社が多く、またアメリカやイギリス、インドなど多くの国の大使館があります。またイギリス統治時代の建物も数多く残っています。ヤンゴンの中心部から西部に位置し、北側はミンガラ・タウンニュン地域、東側はダゴン地域、南側はセイッカン地域とヤンゴン川、西側はパベダン地域と接しています。広さは、約0.6平方キロメートル、人口は、37,000人(2000年)を有しています。小学校は5校、中学校は1校、高校は1校あります。しかし、多くの学生は、周辺のボタタウン地域、パベダン地域にある学校へ通学することも多いです。
チャウタダ地域は、ヤンゴン内で高層建築物が最も集中している地域です。中でも有名な高層建築物としては、Traders Hotel、Sakura Tower、Center Point Towerがあります。
チャウタダ地域にある他の主な施設は、Sule Pagoda寺院、Mahabandola Garden、ヤンゴン市庁舎、独立記念モニュメント、最高裁判所、Strand Hotelなどがあります。
 またPansodan Ferry TerminalやNan Thida Ferry Terminalがあり、多くのフェリーが発着しています。

チャウタダ地域の不動産情報としましては、基本的にチャウタダ地域は、ヤンゴンのビジネスの中心地ということもあり、売買物件、賃貸物件ともに、他の周辺地域に比べ価格が高い地域となっています。中でもSule Pagoda寺院、ヤンゴン市庁舎や最高裁判所、Myawaddy Bank周辺や、Sule Pagoda Road、32 Nd Street、Merchant Road周辺は、特に価格の高いエリアとなっております。これらのエリアの物件の所有者には、政府の関係者が多いと言われています。一方、チャウタダ地域内で価格が少し落ち着いているエリアとしては、チャウタダ地域の北東エリア、Pansodan Street、Anawrahta Road周辺です。こちらのエリアには、会社の事務所が多く集まっており、コンドミニアムやアパートメントの事務所用の物件が多くあります。近くには、買い物に便利なショッピングセンターやBasic Education Primary Schoolなどがあります。
チャウタダ地域の物件の価格帯としては、アパートメントやコンドミニアムの売買価格は、最も安価なもので、日本円換算で約1,000万円前後、高いものでは1億円を越えるものも少なくありません。同じく賃貸価格としては、約4~24万円前後になります。一軒家の売買価格は、例えば3階建て鉄筋コンクリートの一軒家ですと、主に約1,200万円前後で取引されています。同じく賃貸価格は、約24~35万円前後になります(いずれの価格も2013年5月現在のもの)。