ミャンマー不動産情報 ダラ地域

 ダラ地域(Dala Township)は、ヤンゴンの中心部からすぐ南側にあり、ヤンゴン川の川岸に広がっている地域です。北東はヤンゴン川、南側はTwante郡、西側は、Twante運河と接しています。
 ダラ地域は、ヤンゴンのダウンタウンエリアと至近の距離にあるにもかかわらず、ヤンゴン川を渡るための橋が不足しており、未だに多くの農地が広がっており、まだまだ発展が遅れている状況です。今現在でも、ヤンゴン川を渡るために渡し舟を使って行き来しています。インフラ整備なども遅れており、また夏には、度々、水不足が発生しています。
 ダラ地域の広さは、約28.3平方キロメートル、人口は、74,000人(2000年)を有しています。また小学校が16校、高校が1校あります。
 ダラ地域の主な産業は、材木業や造船業です。Dala港には主な造船所として、Dala造船所やAngie造船所があります。

 ダラ地域のの不動産情報としましては、木造やコンクリート造りの一戸建てが多く、アパートメントやコンドミニアムは、あまりありません。
 ダラ地域の不動産価格は、例えば、メインロードに面した2,400平方フィート(坪換算で、約70坪)の土地が、売買価格で約1,000万円前後、賃貸価格で月20,000円前後からあります。

 ヤンゴン中心部のダウンタウン地域との間に、いくつかの橋を架ける計画が進められており、ダラ地域の将来の大きな発展の可能性に注目が集まっています。元々、中心部まで距離が近かったため、橋が架かり交通の便が改善されると、現在未開発の地域が多いダラ地域は、今後目覚しい発展を遂げる可能性を秘めています。水道や電気などのインフラ設備が整えられ、アパートメントやコンドミニアムの建設が進められていくと、ヤンゴンの中でも暮らしやすい地域の1つとなることは、間違いないと言えるでしょう。同時に、不動産価格の上昇も見込めると言えます。